FIREとかサイドFIREが話題になってきてます。
友達に「株やETFへの投資をスタートをしたから教えてくれ」と相談されることが最近増えてきました。
そんな中で、
- はじめたはいいけど、売ったり買ったりがよくわからない
- 1日に何度もスマホ画面をチラチラ見てしまう
- 仕事とか子育てとかがあって、そもそも投資をしたり、株価をチェックする時間がない
- というか、株価のチェックとか難しいしやりたくない
なーんて声をよく聞きます。
この記事では、私が、住信SBI銀行&SBI証券でやってる、米国株とかETFへの投資を(ほぼ)自動化する手順を、私の実際の口座の画像をまじえながら紹介します。
とても簡単です。月作業は10分程度で、それ以外はきほん放置してます。
ですが、配当金はだんだん積み上がってきて、この記事を書いている時点で月に2~3万円ほど配当金(不労所得)をかせいでいます。
投資(特に米国株やETF)に興味がある方や、すでに投資してるが「めんどうだなぁ、意外と時間がかかるなぁ」って方の参考になると思います。
なぜ、米国株投資を「自動化」しておくのがよいか
米国株でも日本株でもなんでもですが、シンプルに「投資って好きじゃない面倒だから」です。
この記事を読んでるほとんどの方は、普段、会社勤めのお仕事をされてたり、家事・育児に忙しいことでしょう。
また、投資自体に興味があるのではなく「将来不安だから、まわりもやっているから、不労所得が欲しいから」が理由であるのがほとんどでしょう。
私もその一人です。
そんな人にとって、株価をみたり、経済ニュース見たりなんて、とてもじゃないですができません。
なので、洗濯や食器洗いを家電にやらせるように、投資も便利なサービスを使って自動でやってもらうのがいいんです。
投資に興味がない人こそ、めんどうなことは機械に自動でやってもらいましょう。
すでに投資してる人も自動化する方が良い
すでに投資をスタートした人は、それなりに投資に興味があるからこそはじめたのだと思います。
ただ、そういう方も、自動化しておくことがオススメです。
なぜなら、投資スタートしたはいいけど、仕事中とかせっかくの休みもチラチラとスマホを見てしまいます。
実施に私がそうでした。
何度みても、自分の思い通りに株価が上下することなんてないのにです。
はじめは、自分でやることは楽しいし勉強にもなりますが、だんだん慣れてくるとそれが面倒になってきます。
なので、すでに、投資スタートしている人も下記の手順で自動化してしまうのことがオススメです。
住信SBIネット銀行とSBI証券での自動買付の設定
ということで、結論です。
この手順で米国株・ETF投資を自動化しておきましょう。
- 住信SBIネット銀行で「円→ドル」の自動買付
- 銀行⇨証券口座に米ドルを送金
- SBI証券で自動取引を登録する
- あとは、配当金を受け取ってニヤニヤする
下記で詳しく紹介します。
これからの記事では、以下のことを前提として書いてます。
※前提 ・住信SBI銀行、SBI証券の口座を持っている(必須) ・NISA口座を開設している(必須ではない。尚良し) ・職場からの給与の受取口座を住信SBIネット銀行にしている(必須)
なので、両方の口座をお持ちじゃない方は、まずは開設してください。
証券口座を開設するときはNISA口座も合わせて開設しちゃいましょう。
①住信SBIネット銀行で「円→ドル」の自動買付
まず、ステップ1は「円からドルに変える」の自動化です。
この記事を書いてる時点で、私は、毎週(金)に37,500円を自動でドル買いされるように設定しています。
なので、月に4回として15万円分(37,500円 x 4週)となります。
自動買付の設定のやり方
ログイン後⇨「外貨預金」⇨「外貨積立」⇨「お申し込み」で下記の画像のような画面になります。
買付通貨は「米ドル」を選択してください。
残りの3つの項目は、このように設定してください。
初心者は「購入上限レート」を使う
「勝手にどんどん買われるんじゃない?」と心配なあなたは、この設定をしましょう。
私は、円安になりすぎた時には自動ストップされるように「112.00円/USD」で上限設定にしています。
なので、ドル円がこの金額以上になったら自動買付はストップされます。
この設定をしておけば、円安になった際に自分の知らない間にどんどん変われることはないので設定してください。
初心者は「毎月1万円」を「給料日の翌日」に設定する
買付頻度は、毎日・毎週・毎月から選択できます。
初心者であればまずは「毎月」からスタートしましょう。
おすすめは、給料日の翌日に設定することです。
理由は「残高が多くあるうちに、強制的に買ってしまう」のが良いからです。
中途半端な日付で設定していると「そういえば残高があったっけ?」と変に頭を使ってしまいますし、給料日から日が経ってしまうと残高自体がなくなってしまいます。
なので、給料日の翌日で設定しましょう。
多くの人は、勤め先から25日に給与を受け取ってると思うので「26日」ですね。
これでステップ1は終わりです。
②銀行⇨証券口座に米ドルを送金
ステップ1で自動でドルを買う設定ができました。
次は、SBI証券口座でETFを自動買付する設定をする前に、「銀行→SBI証券」口座に購入したドルを移動しておきましょう。
※補足 この記事を書いてる時点では、この「米ドルを銀行→証券口座に送金する」手続きの自動設定はできずに手動で行っています。 もっと楽な方法が見つかったら追記したいと思います。
私は、月に一度、住信SBI銀行の口座にたまったドルをSBI証券の口座に送金しています。
やり方はこちらのSBI証券サイトに記載がありますので、ここでの紹介は割愛します。
これまではパソコンで手続きをしていたのですが、21年4月にでたSBI証券の米国株用アプリで、スマホで簡潔できてよりやりやすくなりました。
また別の記事で紹介したいと思います。
③SBI証券で自動取引を登録する
無事、SBI証券にドルを移動することができたら、最後にSBI証券でも米国株やETFの自動買付の設定をします。
設定の仕方は、SBI証券のこちらのやり方をどうぞ。
下記は、私の自動取引の設定をご紹介します。
私の自動取引の設定はこちら
この記事を書いてる時点での、私の実際の設定です。
VYM、SPYD、BNDというETFを定期購入しています。
わかりやすくまとめるとこんな感じ。
ETF名 | 内容 | 買付金額 | 買付日 | NISA枠ぎりぎり/ 課税枠シフト | 簡単にいうと |
---|---|---|---|---|---|
VYM | 米国株ETF | 約10万円分/月 | 毎月5日 | 設定あり/設定あり | NISA枠がなくなっても特定口座で買い続ける |
SPYD | 米国株ETF | 約10万円分/月 | 毎月5日 | 設定あり/設定あり | 〃 |
BND | 米国債券ETF | 約8万円分/月 | 毎月5日 | 設定あり/設定なし | NISA枠がなくなったらストップする |
今は合計で約28万円分(2,800ドル分)/月が自動買付されるように設定しています。
米国高配当ETFの「VYM」が初心者におすすめ
投資とかよくわかってないって方は、まずは「VYM」という米国株ETFを買うのがおすすめです。
「ジョンソン&ジョンソン」とか「P&G」のアメリカの優良高配当株に分散投資してくれている優良ETFです。
私も多く保有しています。
米国株投資をこれから初める方や、スタートしたばかりの人は、とりあえず「VYM」買っておけば間違いないです。
詳しくは別の記事で書きます。
NISA枠ぎりぎり設定をしておきましょう
設定の際は、NISA枠をぎりぎりまで使い切る設定をしておきましょう
「NISA枠ぎりぎり設定」とは、設定した一回あたり買付金額よりも、残NISA投資枠が少ないときはNISA枠ぎりぎりまで買付金額を調整する設定です。
「課税枠シフト」とは、NISA枠を使い切ったあと、特定口座などの課税対象口座でも買い続けるかどうかの設定です。
こちらも設定しておくと便利です。 ※詳しくはこちら
※補足 ただし、債券ETFのBNDのみ、NISA枠がなくなったらストップするようにしてます。 理由は、このETFは毎月分配のため、確定申告の時に入力が面倒だからです。 また別の記事で書きます。
④あとは、配当金を受け取ってニヤニヤする
ここからは、ライフハックの話です。
月々の分配金をエクセルとかGoogle スプレッドシートとかでグラフをつけてみると、不労所得が積み上がるのがわかりやすく、どんどん楽しくなりますよ。
そして、どんどん積み上げたくなって、無駄な買い物をしなくなり自然に節約できるようになります。
毎月受け取った配当金を記事にしてますので、よかったらどうぞ。
【まとめ】初心者におすすめの流れ(給料もらう〜投資する)
この記事で紹介した「住信SBIネット銀行&SBI証券」を活用した米国株投資の自動化のまとめです。
手順・手続き | 日付 | 銀行・証券口座 |
---|---|---|
給料もらう | 当月25日 | 給与の振込口座を、 住信SBIネット銀行にしておきましょう。 |
円⇨ドルの自動購入 | 当月26日 | 住信SBIネット銀行 ※給料日の翌日で買いましょう。 |
口座間で送金 | 当月30日 | 住信SBIネット銀行⇨SBI証券 ※月に1回送金しましょう。 |
海外ETFの自動取引 | 翌月5日 | SBI証券 ※とりあえず「VYM」を買いましょう。 |
まずは、月1万円分の投資からスタートしてみて、不労所得の積み上げを楽しみましょう。
楽しんでいただけたら幸いです。