【BND・TLT】で資産の守りを固めよう、債券ETFは天元の結界術

BND・TLTの紹介

みなさん、FIREめざしていますか?

この記事では、私も持っている米国債券ETFの【BND】【TLT】について紹介します。

債券ETFは、ポートフォリオの安定性を高めます。

資産の守りを固めたい人におすすめです。

FIREに向けて、資産を増やしつつ、守りをかためていきましょう。

目次

結界術で防御力アップ、ETF界の天元 

債券ETFの【BND】と【TLT】は、呪術廻戦の「天元(てんげん)」です。

結界術にたけていて、高い防御力のキャラクター。

不死の術式を持つ。国内結界の要。

天元(てんげん)
天元(てんげん)
画像引用元:呪術廻戦【公式】X

まさに、ポートフォリオを守ってくれる存在です。

債券ETFとは?

その名の通り、債券(国債・社債)に投資するETFのことですね。

複数の債券にまとめて投資して、一つの債券のリスクが全体に与える影響を小さくしてくれます。

SBI証券楽天証券で取引できます。

特徴としては、

  • 株ETFに比べてリスクが低い、その分リターンも低い
  • ローリスク/ローリターン
  • 株の暴落時期に、ボラティリティがすくなく、底がかたい

なので、ポートフォリオの防御力が高まるわけです。

リスクをあまり取りたくない人や、安定志向の人に向いているETFです。

代表的な銘柄だと、このようなものがあります。

楽天証券の債券ETF
楽天証券の債券ETF

画像出所:楽天証券

私が好きな銘柄が【BND】と【TLT】です。

それぞれ、簡単に紹介しますね。

【BND】の紹介

【BND】は、バンガードが出してる米国総合債券市場に投資するETFです。

具体的には、米国の国債や社債、住宅ローン担保証券(MBS)とか、色んな債券に幅広く投資されてます。

基本情報
項目内容
ティッカーシンボルBND
正式名称バンガード®・米国トータル債券市場ETF
純資産1,017億ドル
配当利回り2.3%
経費率0.11%
特徴投資適格の国債・社債・モーゲージ債券など幅広く投資
運営会社バンガード社(Vanguard)
運営会社の特徴最大規模の資産運用会社であり、世界初のインデックス型投資信託(インデックスファンド)を個人投資家に提供
参考:https://search.sbisec.co.jp/v3/ex/etfforeign_BND_120302.pdf

債券市場全体に投資しているETFですね。

株式全体に投資している【VT】の債券バージョンって感じです。

総資産額が、なんと1,017億米ドル!

債券ETFでは最大級っていわれています。

ブラックロックの【AGG】と似ているって、よく比較されますね。

【TLT】の紹介

【TLT】は、天下のブラックロックが出してるETFです。

基本情報
項目内容
ティッカーシンボルTLT
正式名称iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF
純資産516億ドル
配当利回り3.7%過去12ヶ月分配金利回り 
経費率0.15%
特徴残存期間20年以上の米国国債に投資
運営会社ブラックロック社(BlackRock)
運営会社の特徴アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置く、世界最大の資産運用会社
参考:https://www.bloomberg.co.jp/quote/TLT:US

20年以上の期間を持つ米国長期国債に投資してます。

バンガード社の【EDV】とよく比較されます。

どちらも保有、配当金をもらっています

私は【BND】と【TLT】どちらにも投資してます。

保有数

銘柄保有金額
BND5,958ドル(約939,151円)
TLT2,690ドル(約424,020円)
24年6月時点

この記事を書いている時点では、トータルで約130万円分を持っています。

投資資金の大体「5%」の割合です。

BNDとTLTの保有数
BNDとTLTの保有数

最近のFRBの利上げの影響で、ドル建てだと含み損が出ています。

ですが、円換算だと含み益が出ている状態です。

円高時代に、コツコツ投資しておいてよかった。

今のうちに米ドルで入ってくる配当金で買い増ししておくと、取得単価をさげられそうですね。

配当金

そして、これまでに、もらった配当金は「約10万円」です。

ありがたや。

銘柄もらった配当金
BND406ドル(約64,020円)
TLT217ドル(約34,217円)
24年6月時点
BNDとTLTの累積配当金
BNDとTLTの累積配当金

外国税額控除の還付があるので、実際はもう少し多くなります。

債券ETFのメリット

なんといっても、ポートフォリオの防御力をアップできる点です。

投資において、攻めも大事ですが、守りもめっちゃ重要。

株ETFのサポート役

一般的に、株式と債券は逆相関の関係です。

なので、株価が下がるとき債券はあがり、株価が上がるとき債権が下がります。

株式市場が急落したとき、債券ETFはその下落を相殺してくれるんです。

また、株式市場が荒れてるとき、債券は比較的落ち着いてることが多いです。

なので、自分のポートフォリオに組み入れておくことで、配当金の安定感がアップします。

手軽にリスク分散

 債券ETFによって、多くの債券に分散投資できます。

【BND】と【TLT】に投資することで、国債、社債など、さまざまな債券に一気に投資できます。

それによって、一つの企業や国のリスクが全体に与える影響を小さくできるわけです。

天元の結界術
画像引用元:呪術廻戦23巻第206話

まさに、天元の結界術ですね。

株式相場の荒波から、自分の資産を守る防御力アップにつながります。

デメリットは?

大きくふたつ「利回りの低さ」「金利変動の影響」です。

利回りの低さ

リスクとリターンは表裏一体、これは投資の世界ではあたりまえですね。

つまり、安定感があるということは、利回りが低いということ。

組み入れすぎると、自分のポートフォリオの配当利回りが下がってしまうのがデメリットです。

金利変動の影響

一般的に、「金利」と「債券価格」はシーソーの関係があります。

特に、長期債券はこの影響が大きいんです。

なので、金利が上がると、価格が下落するリスクがあります。

最近の米国が、まさにその状況ですね。

つまり、ポートフォリオに入れすぎると、金利の動向次第でポートフォリオが弱くなっちゃいます。

さらば、天元。
画像引用元:呪術廻戦23巻第208話

なので、九十九や脹相のような攻めのETFとあわせて、攻守バランスの良いポートフォリオを作りましょうね

脹相と九十九
画像引用元:呪術廻戦17巻第146話

債券ETFがオススメな人

そんな債券ETFですが、どんな人におすすめでしょうか。

結論、こんな人におすすめです。

  1. リスクを避けたい人
  2. 保守的な性格の人
  3. 定年・リタイアがせまっている人
  4. 安定志向の人

1、リスクを避けたい人

債券は株に比べて価格変動が少ないから、リスクが低い。

退職後に安定した収益を求める人や、元本を大事にしたい人には向いています。

保守的な性格の人

投資に対して慎重な人や、大きなリスクを取りたくない人におすすめ。

債券の安定感が安心感を与えてくれます。

リスクを取りたくない人にとって、心の安定剤みたいなもんです。

3、定年・リタイアがせまっている人

つまりシニア世代にも債券ETFは向いています。

退職後は収入が固定されるから、安定した収益を確保することが大事。

株のように大きなリターンを狙うよりも、債券の安定した収益で生活を安定させるのが良いです。

4、安定志向の人

例えば、家族を持っていて、リスクを取る余裕がない人。

将来的な大きな支出に備えたい人には、債券ETFの安定性が助けになります。

年代別の債券ETFのブレンド比率

年代別でどのくらい債券ETFをブレンドすべきでしょう?

よく言われる目安は「年代=債券を組み入れる割合」です。

つまり、20代なら20%、40代なら40%、となります。

ですが、私はそこまで増やしていません。

先ほどのとおり、「5%」程度です。

理由は、早くFIREしたいからですw

なので、安定感よりも、リスクをとってリターンをえようとしています。

それによって、早い資産形成や、高い配当利回りをめざしています。

あくまで私の考えですが、働いて給料を稼いでいるのなら「年代の半分 = 債券の割合」ぐらいでいいのではないかと思います。

今の安いうちに、配当金のドルで、ちょっとずつ買い増ししていこうと思っています。

FIREにそなえて守りを固めよう

ということで、私も投資している債券ETFの【BND】と【TLT】を紹介しました。

債券ETFは、天元の結界術のように、自分の資産の守りを固めてくれます。

天元様
画像引用元:呪術廻戦17巻第145話

債券ETFも組み入れて、不死のポートフォリオをめざしましょう!

BND・TLTの紹介

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